マーシャンデザインスプリント

デザインスプリントはどんな場合に向いていますか？

デザインスプリントの効果が最も期待できるのは、立ち上げ段階のプロジェクト（アイデアからMVPのリリースまで）です。

アイデアを形にし始めた段階のお客様には、戦略に役立つインサイトを提供いたします。多彩な専門知識を備えたエキスパートが揃っている当社の製品ローンチチームは、お客様のアイデアの具体化をサポートし、今後の技術、UX、マーケティングの課題をガイドします。

資金調達中のお客様には、デモ用のインタラクティブなプロトタイプを作成いたします。生まれたばかりのアイデアを元に、本物のアプリのように見えるプロトタイプに変換します。

既に資金調達を終えたお客様には、タイム・トゥ・マーケットが重要ですので、MVPをできるだけ早期に提供するお手伝いをします。

最後に、既存のビジネス内でR&Dイニシアティブを展開しているお客様には、「仮説立案、機能ローンチ、データ収集」サイクルを短期間で回すプロダクト成長の専任チームとしてサポートを提供いたします。

デザインスプリントの仕組み

最初に申し上げておくと、デザインスプリントの具体的なプロセスは個々のクライアントのニーズに合わせて調整されます。しかし一般的に、スプリントはキックオフコールから始まります。その段階で、お客様と私たちのチームがビジネスの優先事項、それを達成するためのロードマップ、そして最初のステップに合意します。

次に、デザイナーは対象分野を深く理解して、最初のビジュアルを作成します。このプロセスには、競合他社の分析や、クライアントチームや既存のアーリーアダプタへのインタビューも含まれることもあります。この段階でムードボード、レポート、カスタマージャーニーマップが作成されることがあります。

またデザイナーは、デザインの実現可能性も検証し、Evil Martiansエンジニアとの打ち合わせで技術的な制約を明確にします。これにより、エンジニアが全体の文脈を把握して、構築ステージ開始と同時に即座に作業を始められるようになります。

スプリントが完了すれば、ただちに利用可能な設計が完成し、開発を全力で開始する時が来ます。

Evil Martiansを選ぶ理由

16年間にわたり、私たちは年間20〜30のスタートアップのプロダクトを立ち上げてきました。そのほとんどが目覚ましい勢いで新しい段階へと進んでビジネスを拡大しています。当社のデザイナーはユーザーインターフェースデザインのスペシャリストです。当社のデザイナーはチームリーダーと力を合わせて、製品の意思決定の効率化、リリース計画立案、タイムリーな納品を確保します。私たちは結果を測定して、そこから得た洞察を元に成長仮説を立てるための分析を実施します。また、場合によってはデザイナーが小さなコードをコミットすることもあります。当社のデザイナーは、スタイル修正のプルリクエストを作成したり、インタラクティブなプロトタイプを作成したりすることもあります。

さらに、当社のデザイナーの多くは、過去に自身のプロダクトを立ち上げたり、自身のスタートアップを創業した経験があります。これらすべての要素のおかげで、お客様がアイデアを実現するパートナーとしてEvil Martiansのプロダクトチームに安心しておまかせいただけます。

当社のクライアントプロジェクトの多くはデザインスプリントから開始されました。HTTPie（英語）は、Blossom CapitalとCoatueから650万ドルの資金を調達したオープンソースのAPIテストクライアントです。Synonym（英語）は、Andreessen Horowitzから600万ドルを調達したバイオマニュファクチャリングビジネスです。Loewe（英語）の「my Loewe」アプリは、ドイツで100年近い歴史を持つテレビとエンターテイメントエレクトロニクスの先駆けであり、iFデザイン賞を受賞しました。この他にもさらに多くのプロジェクトを手がけています。

プロダクト開発プロセスの開始準備が整ったプロジェクトで、製品のメリットを即座に伝えられるUIやビジュアルを取り入れたいのであれば、マーシャンデザインスプリントでお手伝いいたします。同様に、ユーザーにとって最適な「ハッピーパス」を発見したいのであれば、マーシャンスプリントで得られる効果についてご説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください。